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ニュージーランドで数か月過ごしました。
よく知らない土地で、知り合いもいないので、最初はひと月ほどホームステイをさせていただきました。
ホームステイを終えて、いよいよ自分で見つけたフラットで生活を始めようとした初日のことです。
親切にも、ホームステイ先の奥さんがフラットまで送り届けてくれました。
「あら、いいお部屋じゃないの」
そう言うや否や、サッサッサと裏庭のある窓へ一直線!
シャーっとカーテンを開け、ひと通り庭を見渡した後の一言でした。
とても低い声で眉間にしわをよせ
「まず庭を掃除しなさい。」
別に私が荒らしたわけじゃないし、そんなにひどくない!
でも理由はあるんです。
その奥さんは、実はイギリス人です。
イギリスでは(少なくともその奥さんの住まわれていた地域では)、庭の手入れが行き届いていないと恥ずかしいのです。
私が滞在したのは、ニュージーランドの南島最大の都市、クライストチャーチ。別名ガーデンシティです。
その名の通り、町中がきれいなお庭のようなかわいらしい町でした。
近所を歩いていると、きれいなお庭のお宅が並んでいます。
いつ見ても庭のお手入れをしているおばあさんもいました。
確かに、そんな中で一軒でも荒れた庭のお家があったら違和感があります。
庭を掃除せよと言われたものの、、、
どうしよう、私も芝刈り機みたいなの買わなきゃならないの?
まさか鎌とか鍬なんかで刈るわけにはいかないし、そもそもそんな道具ないし、永住するわけでもないのに、そんなの買いたくない・・・
しかし、悩むことはありませんでした。
私の借りたフラットのオーナーが、週に一度ちゃんと芝刈りをしてくれました。
一家に一台芝刈り機って感じでした。
お庭自慢のガーデンシティ、
何をさしおいてもお庭の手入れ、
仕事から帰ったら庭のチェック、
そんなクライストチャーチの町や人々のことは今でも記憶に残っています。
とてもチャーミングな町です。
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